天王寺区にある通所介護クーラコモンズ様より、天王寺区理学療法士会にご依頼をいただき、「ADL評価法研修会」を開催しましたので、ご報告いたします。
日時:2024年4月23日(火)
場所:クーラコモンズ・ライフサポートデイサービス
テーマ:「ADL評価法研修会 〜Barthel Index〜」
講師:塩津 貴之 さん
(辻外科リハビリテーション病院、天王寺区理学療法士会 副会長)
Barthel Indexは、要介護者や病気を持つ人の日常生活動作(ADL)を評価するための指標のひとつです。特にデイサービスでは「ADL維持加算」導入に伴い、Barthel Indexによる評価が用いられています。
Barthel Indexはシンプルな部分もありますが、一連の動作が完遂できていることで自立となるので、サービス利用者の自立のハードルは高いですね。
また、よく比較されるFIM(Functional Independence Measure)との違いもお話されたようです。
参加者の方も、食事でエプロンを一人で脱着できる工夫をすることや、配膳前の段階で刻んでおくことで自立にできることも、気づきになったと感想をいただきました。
一つの項目ごとにたくさんの質問をいただき、和気あいあいとした雰囲気で進められたようです。
塩津さん自身も、Barthel Indexを改めて勉強することができ、良かったとおっしゃっておられました。
この度は天王寺区理学療法士会へのご依頼、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
天王寺区理学療法士会 広報部
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